海外SIMカードの基礎知識

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eSIM体験記 vol2 ~使用編 in ハワイ~

前回に続いて、実際に海外に行った後の操作や通信速度についてご紹介します。
eSIM体験記 vol1 ~申込み・設定編~ はこちら

CONTENTS INDEX

eSIM 現地到着後の設定

現地到着後、「設定」―「モバイル通信」のところで「副回線」に設定します。

使い始める前のプラン表示は「2G|15日」となっていましたが、使い始めるとデータ量と残り時間がカウントされ始めました。

複数の場所で様々な時間帯に速度測定をしてみた結果がこちら。
下り(受信)が平均20Mbps以上出ていることもあり、ローミングや現地での無料WiFiと比べても遅いと感じることもなく快適に使うことができました。

ちなみに、2Gを使い切った後にアプリを立ち上げると出てくるのがこちら。
この段階で通信が止まりました。
自分で追加契約をしない限り追加料金が勝手に請求されることがないことから安心感があります。

まとめ

それではここで改めてメリットとデメリットをまとめます。

eSIMメリット

  • ・ 物理的なSIMカードが不要
  • ・ アプリやオンラインでの申込みで手続きが完了(日本語対応されているので安心感があります)

eSIMのデメリット(向かない人)

  • ・ スマホでの各種登録及び情報入力が煩わしい人には不向き
  • ・ SIM情報の書き込みや回線選択などが必要のため細かい設定が苦手な人には不向き
  • ・ Dual SIM対応機種のみのため使える機種が限定的

上記で料金については触れませんでしたが、単体利用した場合の一般的な解釈としては以下のようになります。
「ローミング > eSIM > 物理SIM」

なお、手続きや利用操作を含めた総合的な簡便性では、携帯電話会社のローミング、次にWiFiルーターレンタルの順で検討されることをお勧めいたします。

※本記事に記載の内容は2019年12月現在の内容です。

※「旅のひと匙編集部」の使用実感に基いて記述しています。

eSIM体験記 vol1 ~申込み・設定編~ はこちら